心理学の一般常識 |

有名無名な心理学の話を書き連ねていきます。

部分強化

2012.01.22 Sun

22:48:36

これは非常に有名なテクニックです。
読んでいくとわかりますが、博打・ギャンブルはどれもこの属性を持っています。
その中でもとりわけパチンコは、このパターンが当てはまっています。

心理学の学習心理学という分野に、「部分強化」という法則があります。

(A)行動に対する報酬を必ず与えた場合

と、

(B)行動に対する報酬を与えたり与えなかったりした場合

それぞれの場合で生物はどんな行動を取るか。


Aの場合、行動をすると報酬が必ずもらえるので、生物は必要なときにだけ行動を取るようになります。
やがて、もっと効率のいい(ように思える)代替手段が見つかると、そちらに移行していきます。

ではBの場合はと言うと、行動をしても報酬がもらえないことがある。
すると生物は、何度も何度もBを行うようになります。
行動してみたけど、報酬がもらえなかった。でも次はもらえるかも……既に行動してしまった分もあるし、もう一回行動してみよう。たくさんやればやるほど、貰える確率は上がるし……といった感じでしょうか。


この部分強化については、ケージに「ボタン」と「餌が出るハコ」を設置した実験という話で説明されていることが多いです。

「ボタンを押すと必ず餌が出るハコ」が設置されたケージと、「ボタンを押すと餌が出たりでなかったりするハコ」が設置されたケージ、双方にラットを入れ、観察します。

「必ず餌が出る方」のラットは、必要なときにボタンを押して、餌を食べます。
ところが「餌が出たり出なかったりの方」のラットは、狂ったように高速でボタンを連打し続ける、という話です。
しかもこれは、「出る・出ないが不規則で、かつ餌が出る確率が低いほうが、より高速でボタンを押し続ける」と言われています。


確率の低い「大当たり」という餌を求め、「銀魂を弾く」という行動を取り続ける、哀れなケージの中のラットたち……

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